昨日のNHK「クローズアップ現代」を見て、SEのシゴトについて自分の考えをまとめた記事で、結構アツく語っております。 疲れていたり長文を読む気がない方は、どーぞ読み飛ばして下さいね♪
たとえ匿名性のあるブログといえども、あけすけにいろんなコト書くのもなぁ…って 思うタイプなので、投資信託の記事にも具体的に投入金額は書いていませんし、自分の収入・預金額についても書いていません(ただし、他の人が記述しているものはじーっくり読んでしまいます☆)。
まぁ、公開できるほどの資産がナイので恥ずかしいというのもありますが♪友人や会社のハナシにも、固有名は出してない…ハズ。
でも、この間、投資信託のブログをふらふらと探して訪問した先で、投資についての自分の考えを書いている記事を見つけて、思わずコメントを残してきてしまいました。
ひとことで表すのは難しいのですが、はっきり言って『友好的』とは言い難い内容です。 でも、実は自分も少し「そうなんだよねぇ…」って思うコトがあり、共感してしまうのです。
その記事を読んで、少し影響を受けたのだと思います。
最近思っているコトがあって、それをまとめるにはちょうどいい番組を見てしまったので、思い切って作文してみようかなーと思います。
※ この記事昨日、番組終了してすぐ書いたのですが、今見てみると少し恥ずかしいなぁ。。でも、せっかくだし、一度はこういうのアップしてみたかったので、思い切って見ました☆
昨日のNHKの番組「クローズアップ現代」は、IT業界の現状とソフトウェアが社会に与える影響を特集していました。
先日、首都圏の地下鉄で改札にトラブルがあって、朝のラッシュ時にノーチェックで改札通れるよう、開放してしのいだというニュースがありました。 当事者になられた方もいらっしゃると思います。
その原因が、プログラム中のたった1行のミス、「+offset」と記述漏れしていたと原因を具体的にしていました。プログラムを紙にプリントアウトしてココです、ってしていたのですが、どうやらC言語みたいですね。
で、そのミスが生じる原因となった背景として、
・SuicaやPasmoの共通化など、システムに要求される定義が複雑かつ巨大化していること
・IT業界の人材不足とそれに伴う一人当たりの作業の負荷
があると述べていました。
特に、人材不足と作業の負荷については、過酷な残業時間とうつ病などの精神病になってしまうヒトの具体例を出していました。
で、そういった状況に対処しようとしている例として、自動車メーカー(日産とホンダともうひとつ)が共同でシステムを開発する試みがあると紹介していました。
番組のシメですが、専門家が「SEが笑って誇りを持って仕事できる状況を…」と、理想論を話しているだけなのが尻すぼみでした。
テレビの報道番組って、問題点を「どうですか、ヒドいでしょー」って列挙するのは得意ですが、解決策の提案ってほとんどされないですよね。「もっとシンプルに良い悪いを…」って言っているコメンテーターもどうかと思います。批判だけなら誰でもできると思います。現場はそんな、理論とか理想だけじゃあマワりません! 批判するなら代替案もセットで持ってこい!って思います。 (報道に代替案を要求する方が筋違いですけどね…)
ハナシを戻して、現役SEの実体験から、シゴトが大変なのは上記理由に加えて、
・開発期間のムリな設定
・担当各人/各社間のコミュニケーション不足
があると思います。
具体例を書きます。
私は5年くらい前、派遣社員として、某交通システムのプロジェクトにいました。(何回か転職していて、その間に数回派遣社員を経験してます。)
大きいシステムなので、各社に分割依頼されます。各社から下請け…というように、ツリー状になって いろーんな会社か関わります。
それで、人材の頭数は揃えられますが、その分、仕様の取り決めがうまくいきません。
各社が入ることによって、みんなで集まって決めるのに時間がかかります。他社間なので、詳細事項の伝達がうまくいきません。 誤解が生じて、その度文書の訂正です。
仕様がまとまらないと開発が始まりません。 といっても、納期は決まってますから、見切り発車するしかありません。 案の定、仕様に訂正が入ります。 大幅なプログラム修正。 時間がどんどん過ぎていき…納期はどんどん迫ってきて…
テスト時期には「不夜城」と呼ばれる会社の中で、みんな、極限状態になりながらテストをしていきます。 深夜作業に疲れて午前中に出社できないヒトが増えていきます。。。
私は、派遣社員だったのをいいことに、契約期間が終了した時点で更新を拒否し、抜け出してしまいました。
女性だからというのもあったでしょう。「不夜城」から、どんなに遅くとも9ー10時には出てくることが出来ました。それでも、体力自慢ではナイので、体を壊しました。
こういう状況は、クチコミで広がるモノです。SEがキツい仕事だというのは、新卒のヒトには結構常識みたいですね。 人口も減少していることだし。人材不足の一因かも。
でも、それより大きいのは、こういう状況に耐え切れなくてSEを辞めるヒトの割合ではないでしょうか。
どの職種でも、「経験」というのは大きな財産だと思います。それを持ったヒトがどんどん辞めてしまう… 「人材不足」のヒトは、頭数のヒトではなくって、能力のあるヒトという財産ではないでしょうか。。
体力的に残業ができないヒトや、なんらかの事情(子育てとか介護とか)で残業できないヒトは、「SEは続けられません!辞めてください!!」 っていう状況じゃなく、
それなら9時ー21時を、9時ー15時&15時ー21時の二人体制で、その二人が同じ知識を持ってプロジェクト内で作業できるように打ち合わせなどのコミュニケーションを綿密にして…っていう工夫はできないモノなのでしょうか。
社員数を増やすと、人事的に福利厚生などの諸費用が余計にかかることは承知の上の意見です。
それと、次々辞めていって採用活動費がかかるのと、ムリな仕事の結果としての不具合対処で余計な費用がかかるのと、何より会社の信頼度を天秤にかけたらどーでしょうか??
こうやって、社員に「ゆとり」が出てくると、コミュニケーションとか仕事場の雰囲気とか、自然に良くなっていくモノです。そしたら、うつ病になるヒトだって減るはずだと思います。
普段から話合える雰囲気が、仕事上のコミュニケーションにもつながります。
あー、長くなってるー!! それなのに、頭の中にある考えをうまく全部書くことは出来てません〜。。 難しいですねぇ、こういう作文は。。 とりあえずそろそろシメなくては、、
NHKのこの番組は、7時30分〜8時でした。この番組で紹介されたような大変なSEさんは、まず見ていないことでしょう。
会社の役員の方へ、どうか社員を潰さないように。
会社の社員の方へ、どうか潰れてしまわないように、心から祈る思いです。
すれ違った時に、ギロって睨むんじゃなく、ニコって笑って会釈し合う社会になればいいなぁって思うのでした。。
※ しまった! このシメ方じゃあ、NHK番組の専門家と同じ…
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※ 2/7追記:
↓ 他のブログでこの記事を紹介して頂きました!
・ケシケシのきもち:図面修正屋による考察の記録
【日記の最新記事】





ご覧頂き、ありがとうございました。
解決提案は、法整備的なものから、
技術的なもの、マネジメント的なものまで、
それこそたくさんあります。
でも見る立場の方によって、最適と思われる
解決策はそれぞれ異なります。
それを全てあの時間で話すわけには
いきません。それはTV的な事情ですが。 (^^;
ですので、まずは問題を知って頂くことが
重要です。解決策につながる取り組みは
色々と努力していますが、皆さんの
ところまで情報として届いていません。
解決策の中には、piisukeさんに
始められることがたくさんあります。
もちろん会社の経営者でないとできないこと、
営業がすべきこと、国がすべきことも
あります。皆がこの問題に真剣に向き合い、
一人一人が解決策を知り実践することしか、
この根深く複雑な問題は解決しないんです。
いろいろググってみてください。
私だけでなくたくさんの人が、
この悲惨な状況を何とかするために、
いろいろな提案・実践をしています。
私は3歳の娘がいますが、今は親として
娘をSEにするのは躊躇してしまいます。
でも一刻も早く、胸を張って「SEになれ」と
言えるような世の中にしたいと思っています。
あ、やっぱり理想論っぽいですね。
ごめんなさい。 m(_)m
ではでは。
まさか、専門家さん(というか、大学の教授さんでしたよね?)ご本人からコメントをいただけるとは思いませんでした…
まずは、ありがとうございます☆
大人の事情、よくわかります。でも、あえて思ったままをブログ記事にしようと思ったのは、あの番組が投げかけた影響の波紋のひとつを、カタチにしてみようと思ったからなのです。
…それにしても、娘さんにススメるのを躊躇する業界だというコメントはちょっと傷ついちゃいました。ワタシは今、その業界に現職として働いている女性なので。。
でも、ワタシも「尻すぼみ」とか書いてしまっているので、お互い様ですね★
一番ありがたいです。
ありがとうございます。 m(_)m
私は企業の方との付き合いが多いのですが、
周りにも本当にたくさん3Kの職場で
鬱病寸前、もしくは鬱病で離脱した方が
いらっしゃいます。
でもこの業界の“専門家”として、
こういう方々をゼロにするよう頑張らないと
いけないと思っています。
だから、ソフトウェア開発の
やる気や醍醐味って何だろう、とか、
日々やってるムダ作業をどうすれば
減らせるだろう、とか、
テストを効率よくやるにはどうすればよいだろう、とか、色々考えています。
僕は、ソフトウェア業界が大好きです。
自分が骨を埋めようと決心した業界
ですから。ふるさとです。
その業界を、自分の娘に胸を張って
自慢できないことを、
今はとても悲しく思っています。
だからテレビに出て、少しでも多くの
皆さんに問題を認知して頂き、
皆で解決策を考える素地を作りたいな、
と思ったわけです。
piisukeさんみたいに、波紋の一つを
カタチにして頂いて、本当に嬉しいです。
ありがとうございました。
次にpiisukeさんにblogに書いて頂く時は、
もう少しpiisukeさんが現場で幸せになった、
笑顔になったことに一助になるように
頑張っていきたいと思ってます。 (^_^)
私もなんちゃってSEですから、その番組見てみたかったなぁ〜
今まで、ものすごい技術ある開発者なのに様々な苦悩に耐え切れずに病気になったりした人も何人も見てきました。
私は物を売り、ソフトの操作を教え、PCのセットをしたり、顧客が行う仕事が楽に出来るようコンサルティングしたりと色々やってます。
ある時期に顧客から色々とこんなソフトがあるといいなと言われて、そのソフトの企画や仕様をまとめて、当時付き合いのあった会社に作成を依頼したのですが、簡単にボツにされてしまい、頭きたので、自分で言語勉強がてらに作ってしまった事があります。
でも、このソフトを作った事で売り手の苦悩と作り手の苦悩を両方味わう事となり、逆に作り手から売り手に対する接し方、売り手から作り手に対する接し方が分かってきたような気がしております。
最近では私はこの接し方を気を付けながら会議や企画に出るようにしています。
うーん・・・
なんだか文章にするのは難しいなぁ・・・
偉そうな事書いてすみません。
piisukeさん。仕事大変そうですけど頑張って下さいね☆
長文失礼しました。
再度のコメントありがとうございます。メディアに出て発言したり、問題提起したりするのは、私のような様々な意見を受け止める…リスク(?)も引き受けた上での活動でしょうから、大変なんだなぁと思います。
でも、応援しております。批判的意見も、関心があるからこそだと、声を大にして言いたいです。
特に、今回私の要点は、専門家さん本人の発言ではなく、番組の構成自体への「尻すぼみ」発言なので、そこはわかって下さい。書き方悪かったな〜って、読み返して思っています。
メディアは、問題提起と同じくらいの時間を割いて、問題解決に動いている活動を紹介してしかるべきだと思っています。
…なんだかエンドレスになりそうなので、このヘンで。。
よかったらまたブログ見に来てくださいね♪
こひさんへ
うーん、嬉しい文章を書いてもらいました。改めて「こひさんってこういうヒトなんだなぁ〜」って認識させていただきました☆
なるほど、システム営業というジャンル(?)の方は、板ばさみで歯がゆい思いをしているのですね。。ウチの会社にも、疲れきって帰社してくるシステム営業さんがいるので、やさしく声を掛けてみようと思いました。
なんでも専門分野で分けてしまうような縦割り社会傾向の日本ですが、「つなぐ」役割って、すごーく大切で、しかも不足していると思うんですよね… それがコニュニケーション不足の一因かも、って思ったりします。
私は今の会社では、こーゆー風に勤務中にブログしたり出来るくらいなので、そんなに大変じゃないんですよ♪
お互い仕事、頑張りましょーね☆
知人のブログ「ケシケシのきもち」の記事から訪問いたしました。
私は残念ながら「クローズアップ現代」を視聴できなかったのですが、
番組の感想を拝見して「そうそう、全くそうだよ。」と頷くばかりでした。
と言うのも、私は情報通信システム機器を開発する正社員のSEなんです。燃え尽き症候群じゃ無いですけど、心の体力を相当失ってしまったので
現在、うつ病再発(三度目)で4ヶ月ほど欠勤してます。トホホ
今は自己を選んで会社を辞めるか、収入を選んで自己を捨てるか、
お悩み中。
しかし、piisukeさんと同じように思っていてもなかなか口にできないですね。
私も、この手の話になると熱くなって考えがまとまらなくなるんで、後日
自分のブログで改めて取り上げさせてもらいます。
最後に、
心の病んだSEからは、こんな一言を添えておきます。
管理職の皆さん、
「社員の長所は直接ハッキリと伝えてやってください。」
どこが買われているかを知る事で社員は人材から人財になります。
中途半端なコメントで失礼いたしました。
感想と思いを書いていただいてありがとうございます。「人材から人財になります」ってイイ表現ですね。どっかで使わせて頂きます♪
私事ですが、実は、こういう思いをアップすることにはあまり積極的では無いのです。社会人になりたて〜5年くらいの間は、「こうして良くしていきたい!」という思いを周りにバンバンぶつけていたのですが、転職を重ねるにつれ、現実との折り合いをつけることが第一だなぁって思うようになっていってしまいました(生活費とかも★)。
今回、たまたま他の方のブログ記事に触発されて書いてみましたが、こうやってECOPOWER桃次郎をはじめ、他の方々のコメントを頂いたり考えを聞いたりできたので、結果としては良かったです♪
ブログってスゴですね☆